今年一番の成長はコードに対する意識
振り返って
今年も本日で終わりですね。
昔に比べてお店も無休でやっているかなのか、 テレビをそこまで見なくなったからなのかはわかりませんが、 あまり年末という気がしません。
成長したこと
今年もいろいろ有りました。
仕事では、
- 色々な勉強会に参加し始めたこと
- DeveloperからArchitectへ(徐々に)
- 後輩の指導
プライベートでは
- 引っ越したこと
- ブログをはじめたこと
等。
個人的に一番の成長したと思うことは
- コード、ドキュメントへの意識
だと思います。
(こういう意識とか文化というのが一番重要だと思っています)
GithubやDockerをきちんと使い始めたというだけでなく、 何か作業をする際に、きちんとコードやドキュメントを残しておくという意識付けができるようになりました。
そうなったきっかけは、チームの規模が大きくなってきたことも有りますが、
「人間は必ず間違う」
という言葉を痛感させられた1年でもあるからです。
人間は必ず間違えるのでできるだけ実行するだけで再現できるようにするべきだと強く感じました。
来年の目標
来年は、ズバリ
というのが目標です。
AWSと初めて出会った時には、
「ポチポチでサーバが立つなんて、なんてすごいんだ!」
と思ったものですが、今年は
「やっぱりコードで管理できるCLIがAWSの本当の良さだよね!」
となり、いわゆるImmutable infrastructureを実践したいと思います。
来年はインプットだけでなくアウトプットも多く残せるように頑張ります。
(そしてアフィリエイトで儲けます)
良いお年を!
シェル芸人への道
突然だが、シェル芸人になりたい。
開発者ならば必ず使うShell script、ソレを滅茶苦茶に使いこなす人材のことだ。
5行で書くものを1行でかく、そんな美学がある(はずである)
この前会社で近くからこんな会話が聞こえてきた。
A「シェルで書いてるの?あんまりリッチなことできないからPythonとかの方がいんじゃね?」
B「たしかに、よくわかんないです。」
シェル芸人が聞いたら卒倒もんであろう。
シェルでできることはたくさんある。ワンライナーでできることもたくさんある。
パッと見わかりにくいコードになったとしても、ワンライナーで、私は書きたい。
※ワンライナーで無理やり書いたらエラーを吐きまくったことに対する戒めの記事です。
マインドフルネス
瞑想?迷走?
最近「マインドフルネス」が流行っている。
心のエクササイズというやつで、GoogleやLinkedinで取り入れられているらしい。
単純なので、「Googleで取り入れられているなら行ってみるか!」と思い、セミナーを調べてみた。
じゅ、じゅうまんえん。。。。
いや、待てよ、会社に申請してみたらどうだろう。
Google押しで行けるかもしれない。
私「時代はマインドフルネスです!セミナー行きたいです!」
上司1「止めはしないけど、参加報告どうするの?」
上司2「まず自腹で行ってみて、よかったら2回め以降会社のお金で行きなよ」
・・・
とりあえずお風呂で瞑想(湯船での寝落ち)から始めるかな!
語学力向上
出張
久しぶりの海外出張。
目的はカンファレンスとMTG。
語学力
出張に行くと毎回感じる。
問題点は大きく2点。
細部まで聞けない
ある程度は聞けるし、大体の内容は理解できる。
が、詳細な部分までは理解できない。
日本語に比べると70%位の理解力という感じ?
さらに、聞くことに集中しすぎて疲れる。
喋れない
これが最大の問題。
とにかく言葉が出てこない。 頭のなかで文章を組み立てるのに時間がかかるため、 プレゼンテーション後の質問ならなんとかだが、ディスカッションは厳しい。
さらに、きちんと質問できないため、聞き取れなかった30%の確認もできない。
まずはリスニング
というわけでまずはリスニングを頑張ろうと思う。
以前買って放置していたこの本を通勤中に聞いている。
究極のビジネス英語リスニングVol.2 (究極シリーズ(リスニング))
- 作者: アルク英語出版編集部
- 出版社/メーカー: アルク
- 発売日: 2011/03/26
- メディア: 単行本
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本:ピクサー流創造するちから
また本の紹介
ピクサー流 創造するちから―小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法
- 作者: エド・キャットムル著,エイミー・ワラス著,石原薫訳
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2014/10/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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内容
ピクサー共同設立者であり、現在はディズニーの社長も務めるエド・キャットムルによる本。 クリエイティブなことをするためにはどうすればよいか、という主にマネージャー向けの本である。
アイディアより人
優れたアイディアでも凡庸な人に与えればだめになる。一方優れた人に凡庸なアイディアを与えると良いアイディアに変えてくれる。 この本は一貫して人の重要性を書いている。 優秀な人がクリエイティブなことをし続けるために、
- 誰でもアイディアを言えるようにする
- 率直に意見を交わせるようにする
- 人に率直な意見を言えるようにする場(ピクサーではブレイントラストという作品について議論する場がある)を設ける
といったことが重要である。 また、組織の階層構造もよくない。 組織の構造に関係なく、「だれもがラインを止められる」トヨタ的文化が重要。
会議と反省会
ピクサーではブレイントラスト含めて様々な会議を実施している。 その中でも反省会が特に印象に残った。
- 学んだ教訓を集約する
- 水平展開する(プロジェクト参加者以外に伝える)
- わだかまりを残さない
- 反省会の「予定」が反省を促す
- 次につなげる
さらに、反省会の形態も毎回変更することで建設的な会議を促す。 さらに、
- 問題を会議で初めて聞いて「聞いてない」と怒るのは問題。なぜなら事前会議が行われることを意味しているか
- 重要なことが会議で決まるのではなく、廊下で決まるのは問題
とも述べている。この辺はどこの組織も共通して反省し、見直すべきだと思う。 (会議の目的がよく会議することになっている会議がある。。。事前の事前まであることも。。。)
失敗
失敗することは問題ではなく、プロセスが重要であり、修正すればいいと書いている。 失敗を咎めるようではクリエイティブなことはできない。まさにその通りである。 さらに、変化を恐れてはいけない。同じことをやったことがうまくいく確率が高いというのは幻想。
IBMとの共通点
- 階層構造は意味が無い。
- 失敗してもすぐ軌道修正すればいい
- コントロールを緩め、リスクを受け入れ、社員を信頼し、行く手を阻むものをとりのぞくのがマネージャである
等、トップの考えが一致している所が多い。
その他
スティーブジョブズについて書かれている箇所も非常に印象深い。
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